第49回報知映画賞4部門に『アイミタガイ』がノミネート!& 【11月10日実施 山形国際ムービーフェスティバルオフィシャルレポート】
第49回報知映画賞 4部門にノミネート!
映画賞レースのトップを飾る第49回報知映画賞のノミネートが発表され、『アイミタガイ』が作品賞・邦画部門、監督賞(草野翔吾監督)、主演女優賞(黒木華)、助演女優賞(藤間爽子、西田尚美)の4部門にノミネートされました!
受賞発表は今月末以降となります。ぜひ続報にご注目ください。
中村蒼、草野翔吾監督 登壇!
山形国際ムービーフェスティバルオフィシャルレポート
この度11月10日(日)に開催された、第20回山形国際ムービーフェスティバルに、中村蒼、草野翔吾監督が登壇!
招待作品となった『アイミタガイ』の上映後に、中村蒼さん、草野翔吾監督が登壇し、舞台挨拶を行いました。
初の山形国際ムービーフェスティバルへの参加となったお二人。草野監督は「さっき映画祭スタッフの方にからおすすめのワインと日本酒をご用意頂いたので、もう準備は万端です」と初めて訪れたという山形を早速満喫している様子でした。
市井昌秀監督、故・佐々部清監督からバトンが渡る形で共同脚本となった本作。「佐々部清と書いてある脚本の1ページ目をめくるのも緊張したのをすごく覚えています」と、プロデューサーから脚本を渡された当時の想いを巡らせる草野監督。中村さんは「原作も脚本も心温まる作品だったので、こういった作品に関わる事ができてすごく嬉しい」とのオファーを受けた当時を回顧しました。
そんな中村さんと黒木さんの共演について草野監督は「中村さんは、話せば話すほど澄人なのか中村蒼なのか分からなくなるくらい、現場でも澄人の雰囲気のまま。黒木さんにも同じ印象があって、すごく自然な空気感の中で撮影が進んでいった印象でした」と撮影当時の二人を振り返ります。
これまでも幅広いキャラクターを演じてきた中村さんは、本作の澄人という役について「タイミングが悪くて頼りないと言われているところは自分と似ている(笑)」とジョーク交じりに共通点を話しつつ、「梓の恋人として彼なりに踏み込んで、さらにその先を一緒に歩みたいとちゃんと言葉にする人なので、すごく尊敬できるし、演じられたことを嬉しく思います」と感慨深げに語りました。
ここで、映画祭の登壇には叶わなかった黒木さんから会場の皆さんへメッセージ映像が到着。
メッセージを受け、改めて共演の黒木さんの印象について中村さんは「尊敬する役者さんでもあり、緊張の想いを抱えながら撮影しました」と撮影当初を思い出しつつ、「とてもお芝居しやすかった」と初共演の印象を話しました。
また、黒木さんが主題歌「夜明けのマイウェイ」の歌唱を担当することになるにあたり、「まさか絶対受けてもらえないと思っていた」と明かす草野監督。そのことを事前に知らなかったという中村さんは「完成した映画を試写で観て、聞いたことのあるような声だなと思いながら聴いていたら、エンドロールの主題歌に黒木さんのお名前が出てきて、本当になんでも出来る方だと思った」と絶賛。
藤間爽子さん、草笛光子さん、風吹ジュンさん、田口トモロヲさん、西田尚美さんら、豪華キャスト陣との撮影について「観客として好きな方がばかりに出演していただけたので、見ていて幸せだなと思いながら現場にいました」と喜びを言葉にする草野監督。
最後に草野監督は「こうして映画祭に呼んでいただけて本当に光栄です。映画はまだ劇場で公開中ですので、是非お友達やご家族に薦めていただけたら嬉しいです」と呼びかけ、中村さんも「皆さんの力でこの映画を広めていってくれたら嬉しい」とアピールしました。