3時のヒロイン、劇中キャラを再現した衣装で登場!!【10月19日実施 公開直前イベントレポート】
劇中シーンの写真を使った大喜利企画に3時のヒロインが挑戦!
<アイミタガイ グランプリ>を制し、勝利の女神・黒木華さんが微笑んだ相手とは??
この度、映画公開まで2週間を切るなか10月19日(土)に、公開直前イベントを実施しました!
主演の黒木華さんが上映後の舞台挨拶に登壇。さらに応援ゲストとして芸人の3時のヒロイン(ゆめっちさん、福田麻貴さん、かなでさん)が劇中の登場人物に扮して来場し、トークを繰り広げました。
黒木さんは、黒いシックなワンピース姿で登場しましたが、3時のヒロインの3人は、かなでさんが青いカーディガン姿で劇中の黒木華さんが演じた梓に、福田さんはスーツにリュックという出で立ちで中村蒼さんが演じる梓の恋人・澄人に、そして、ゆめっちさんは革のジャケットにカメラを首からぶら下げ、藤間爽子さん演じる梓の親友・叶海に扮して登場! しっとりと映画の余韻に包まれていた客席の空気が一気に和み、会場が温かい笑い声で包まれました。
福田さんは「(スーツ姿なので)マネージャーさんだと思われています…。誰も私って気づいていなかったです(笑)」と語り、かなでさんは「梓役の黒木華役のかなでです!」と堂々と挨拶し、福田さんから「気圧の関係で膨らんでしまった梓ですか?」とのツッコミに会場と黒木さんからは笑いがおきました。「そっくりだなと思います」と黒木さんは微笑み、かなでさんはこれに気を良くしたのか「ご本人に認めていただいたので、これからもこの姿でやっていきたいです!」と意気込んでいました。
ゆめっちさんは「私は本物の叶海です。(3人の中で)一番寄ってますよね?」と自信満々。黒木さんは「(撮影時を思い出し)お団子の感じが懐かしいです。元気な叶海を見られてよかったです」と嬉しそうでした。福田さんは「私たちはパラレルワールドの何かがねじれてしまった世界線の『アイミタガイ』です(笑)」と語り、会場は笑いに包まれていました。
改めて本作を鑑賞しての感想を問われ、福田さんは「シンプルに大号泣をさせていただきました。今後の人生で、悲しみを乗り越えたい時に観たい映画だなと思いましたし、1人で生きているように感じても、実は誰かと支え合って生きているんだなということをすごく実感したので、今後はこれを機にピンで活動していきたいです。1人で生きているように感じても2人が実はいるんだなっていうことは感じられるので(笑)」とこの映画をきっかけにまさかの独立宣言?動揺するゆめっちさんとかなでさんに、思わず「冗談です!」と福田さんがフォローを入れていました。
かなでさんは「映画のタイトルの意味が全然わからなかったんですけど、映画を観て言葉の意味を深く感じましたし、登場人物の方々と涙が出るタイミングが一緒で、自分も(映画の中に)入ったかのようで…」としみじみと語っていましたが、映画内の梓になりきろうとする姿にすかさず福田さんとゆめっちさんから「(登場人物たちを)飲み込んだ?」とツッコミが飛んでいました。
ゆめっちさんは、エンドロールで流れる、黒木さんが歌う主題歌「夜明けのマイウェイ」に触れ「黒木さんの歌声、ヤバくないですか? 透き通っているのに芯があって、優しくて温かくて…。最初にエンドロールで流れた時に『え?』と思ったのですが、さすがにこんなにうまいのは(黒木さんの歌声とは)違うかな? と思って、誰が歌ってるのかをずっと待ってたら『黒木さんじゃん!やっぱりー!』ってなりました」と興奮気味に黒木さんの歌声を大絶賛し「めざましにさせてください!」と思わずお願い。福田さんも「発声とかがすごいのはもちろんですけど、梓だから出せる雰囲気や感情、うまいじゃなく、物語を集約したような歌声、表現で、映画の最後まで沁みましたね」と称賛を贈っていました。
誰かを想った優しい秘密が、思いがけない出会いにつながり、小さな奇跡を生み出していく本作にちなんで、登壇陣にこれまで秘密にしてきたことや、最近知った秘密を尋ねると、黒木さんは「プロフィールでは(身長が)164センチと公表されてるんですが、ちょっと伸びまして、いま165センチです。34歳にして成長期を迎えました。(プロフィールの)詐称ですね(笑)」といたずらっぽく微笑んでいました。
福田さんは、トリオで出演する某CMのスパンコールのドレス衣装について「スタイリストさんから仕入れた情報」として「いくつかのドレスを縫い合わせて、ひとつのドレスにしてるんですけど、かなでの衣装は20着を縫い合わせたと聞きました」と暴露し笑いを誘っていました。
かなでさんは、黒木さんと同様にプロフィールの情報について「詐称がありまして…。体重が110キロと書かれているんですけど、実は今は120キロくらい…」と告白。”2人の梓”からプロフィール詐称が暴露されていました。
ゆめっちさんは「ちょっとこれは(公表することに)リスクがあるかも…」ともったいぶりながら「健康のためにおやつを持参してるんですけど、今日、持ってきたのは焼き芋の皮です。芋の中身が苦手で皮だけ…」とシュールなボケで福田さんから「秘密が小さい(苦笑)」とツッコまれていました。
さらにこの日は<アイミタガイ グランプリ>と銘打って、
映画の一場面を切り取った写真に、3時のヒロインがセリフをつけるという大喜利企画を敢行!
トップバッターのかなでさんは、ウェディングプランナーである梓が、担当する新郎の母親から、未婚であることについて嫌味を言われるというシーンに、梓のセリフとして「すみませんお客様 こちらはUSJではございません」というセリフをあてる。
続いて、ゆめっちさんは、ランチ中に見かけた仲睦まじい親子に思わずカメラを向ける叶海を捉えたショットに「黒木華さんって1食400g、肉食べるんだぁ」という実際の黒木さんのトリビアを混ぜたセリフをあてる。
最後の福田さんは、駅で突然、澄人が梓に対し、婚姻届けを手にプロポーズをするという印象的なシーンを「婚姻届の証人をバナナマンさんにお願いしたい!?」という澄人の困惑のセリフに変換。
スマートフォンのトーク画面風のフリップに書かれた3人の大喜利に、黒木さんは悩んだ末に福田さんのネタを選択し「お願いできるのであればお願いしたいです」と映画にちなんで「既読」と書かれたシールを貼りました。一番面白かった大喜利として、事前に黒木さんがバナナマンさんが大好きであることをしっかりとリサーチし、ネタに盛り込んだ福田さんの勝利となりました!
トークの最後に3時のヒロインを代表して、福田さんが挨拶に立ち「真面目な話になりますが、自分が誰かにしてもらったり、誰かにしてあげたことって、覚えているものもあれば、気づいてないものもあると思います。誰かにしてもらっても気づいてなかったり、自分がしてあげたことが無意識だったり……でも、それが誰かのためになっていたり、自分にとって恩を感じるようなことであったり、そんな温かさが詰まっている映画なので、冒頭でも言いましたが、ちょっと悲しみを乗り越えなくてはいけない時に観てほしいなと思うし、自分も今後の人生で必ずある悲しみを乗り越えたい時に観たいなと思います」と呼びかけました。
福田さんの熱のこもった言葉に、黒木さんは「澄人(に扮した福田)が、言いたいことをだいたい言ってくださいました(笑)」と嬉しそうな笑みを浮かべ、改めて観客に向けて「やっぱり人は、知らない間に人に支えられていて、親友だったり、大切な人のことだったりを思い出せるような映画だと思いますし、みなさまに寄り添えるような作品になっていればと思います」と語り、会場は温かい拍手に包まれました。
『アイミタガイ』は11月1日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。